子供の喪服のマナーについて
一般の参列者の服装について
喪服には正式と略式とがあります。正式な喪服は喪主、遺族、世話役代表など喪家側が着るもので、一般の参列者は略式喪服を着用します。
お通夜に参列する場合は「取り急ぎかけつけました」という意味で平服でもかまわないとされていますが、故人をしのぶしめやかな雰囲気を壊さないのがマナー。最低限の基本ルールを知っておくことが必要です。
学校の制服について
お通夜にも葬式・告別式にも、故人の身内以外の子供は、特別な理由がない限り同伴しないものです。
それでも同伴するなら、子供の場合は学校の制服が正装となります。
制服が無い場合、男の子は白のワイシャツに黒っぽいズボン、女の子は白いブラウスに黒いスカートがよいでしょう。
遺族で制服を着用しないときは、喪章をつけます。
靴は黒、靴下やハンカチは黒か白いものを用意します。
幼児や小学生の場合について
幼児や小学生なら白のシャツやブラウス、じみな色のブレザーやスカートを合わせます。
「冠婚葬祭 マナーの便利帖」より